実は超絶イケメンなモブ騎士に、毎日夜○いをかけられて身も心もとろけています

その夜、私の人生は覆された。正体不明の侵入者は、騎士団一の「モブ」にして、あまりにも美しい男でした――
◆あらすじ
「その夜、私の人生は覆された――」
「成り上がりの血」を引くため、貴族社会で「灰色の令嬢」と蔑まれてきたリリアーナ・フォン・アーデルハイト。
ある真夜中、彼女の暗い寝室に、音もなくひとつの影が侵入する。命の危機を感じるリリアーナだったが、月明かりに照らされたその顔を見て、思わず息を呑んだ。
信じられないほど、美しい。
そして、その侵入者の正体は、騎士団のどこにでもいる、地味で目立たない「モブ騎士」ライナスだった。
「君を、誰にも渡したくない」
昼間は地味なモブ騎士として、夜になると超絶イケメンの顔を持つライナス。彼が毎夜のようにリリアーナの寝室を訪れるようになり、その甘く激しい夜襲に、彼女の心と体は抵抗できなくなっていく。
身分も立場も超えた、秘密の愛の蜜月。
孤独だった「灰色の令嬢」は、この禁断の夜の秘密を抱えながら、やがて国を揺るがす運命に巻き込まれていく――。彼女を「愛される王妃」へと変える、モブ騎士との溺愛ロマンス！
◆登場人物
リリアーナ・フォン・アーデルハイト侯爵令嬢。控えめで真面目、自己評価が低いが、内面は情熱的。社交界の陰口に心を痛めている。夜の騎士との秘密の関係に、罪悪感と抗いがたい幸福を感じている。
ライナス　平民出身の衛兵。昼間は目立たない「モブ」騎士として、無愛想で地味な存在を装っている。夜は、リリアーナの部屋に忍び込む超絶イケメン。甘く情熱的で、リリアーナにだけ溺愛を見せる。その正体には、実は誰も知らない秘密がある。
レオナルド　リリアーナの婚約者候補の一人。傲慢で、リリアーナを軽んじている。ライナスの存在に気づき、二人を貶めようとする。
◆サークルについて
ユリウスは複数の作家が乙女向け小説を発表するサークルです。ぜひフォローをお願いします。