無口な花屋の店主は、元殺し屋でした～その無骨な指先で、夜ごと甘く咲かされる私の蕾～

花屋を営む彼の正体は、罪を背負う元殺し屋。氷の仮面の下に隠された激情と執着愛を知った時、彼女の蕾は夜ごと咲かされる運命となる。「俺の罪で、お前をめちゃくちゃにしてやる」――罰から始まった行為は、やがて一夜で五度も交わる魂の結合へ。過去を乗り越え、二人だけの世界で飽くことなく貪り合う、濃厚溺愛ラブストーリー。
街角に佇む無口な花屋、九条譲。その不器用な優しさと、花を慈しむ無骨な指先に惹かれていた私――だが彼が背負うのは、元殺し屋という血塗られた過去だった。　私を求める彼の指は、かつて命を奪った指。「あなたの罪も、過去も、その指も……全部、私が受け入れるから♡」　血と硝煙に塗れた魂に、私の愛は、最後の陽だまりとなる――。◆ヒロイン(名前なし・一人称視点)
在宅で働く、ごく普通のWEBデザイナー。物怖じしない性格で、無愛想な九条に臆さずアプローチを続ける。彼の氷のような態度の下に隠された優しさに惹かれていたが、その正体が元殺し屋だと知り、恐怖と愛情の狭間で揺れ動く。最初は彼の激しい情欲に流されるだけだったが、その罪の重さと孤独を知り、彼を過去の呪縛から救い出すと決意。彼の闇を丸ごと受け入れ、その魂を浄化する唯一無二の存在となっていく。
◆九条譲(くじょうゆずる)
過去を捨て、贖罪のためにひっそりと花屋を営む元殺し屋。寡黙で、他者を一切寄せ付けない雰囲気を纏う。　最後の任務で少女を死なせてしまった罪悪感から、心を殺して生きてきた。無邪気に心の壁を壊してくるヒロインに戸惑いながらも、次第に彼女を自身の唯一の光として渇望するようになる。ヒロインの前でだけ、抑圧してきた情欲と独占欲が爆発。世間では氷の彫刻のような男だが、ベッドの上では彼女だけを飽くことなく貪り、罪の告白と共に愛を注ぎ込む獣となる。本作では、ヒロインの名前や外見描写をあえて明示していません。
読者自身が感情移入しやすい“没入型”構成となっています。イケオジ/年の差/独占欲 /執着愛/溺愛/中出し/連続絶頂
A5 / 本文136p / 約35000字(♡喘ぎを含む)