優しいふりした危険な鬼に、愛憎入り混じる激重感情によってさらわれて、溺愛されて執着されて二度と家に帰れなくなる話。
子供のころ、古びたお堂で木彫りの犬を見つけ、「わんわ」と呼んで可愛がっていた少女。
そんなことも忘れ、大人になって忙しく働いていたある日、見知らぬ男が訪ねてくる。
「あの日遊んでいただいた木彫りの犬です」「あなたに恩返しに来ました」と。
かつて少女だった女は不思議な世界に招かれ、美酒美食におぼれ、快楽に酔いしれる。
それが、あなたに捨てられ、恨みを抱く悪い鬼の罠とも知らずに。
子供のころのやらかしが、大人になったころに全力で落とし前を付けに来る、祠を壊したけど誰も助けてくれなかった系のお話。
美味しいお酒ででれでれ酔っ払い甘やかしセックス、ぬるぬるローション温泉セックス、本性を現した狗杖にめちゃくちゃにされる執着無理矢理セックスの三本立てとなっております。
本文96P
合意セックスも非合意セックスもあり。
ホラーシーンがあるのでご注意ください。
X→@honekago
原作音声 https://www.dlsite.com/girls/work/=/product_id/RJ362889.html【狗杖】
大昔、まるっこい犬の木像に封印されていた鬼。
ある日、ヒロイン(幼)が取り落とした時にヒビが入り、封印が綻ぶ。
優しいふりをしてヒロインをかどわかすが、その本性は腹黒く、自分を捨てて戻ってこなかったヒロインを恨んでもいる。
ヒロインが泣いても叫んでも自分がしたいことはする。
【ヒロイン】
幼いころ、邪心の封じられた木彫りの犬を「わんわ」と呼んでオモチャにしていたが、落として壊したので怖くなって逃げた上に、大人になって存在を忘れた。
【小間使い】
狗杖が「あの童は犬が好きだったな」と思って作った犬の姿の使用人。
【白蛇】
白い蛇。狗杖に追い払われる。
【英語版】隠し鬼
