
徹底的に、隅々まで。 冷酷騎士様の過剰な「舐め回し愛」に、私はもう、とろけるしかない。
◆あらすじ
「冷酷騎士」――その名を聞けば、誰もが震え上がる王国の盾、アッシュ・フォン・グラナート。彼との結婚は、没落寸前の侯爵令嬢フィリアにとって、恐怖でしかなかった。
感情を持たない氷のような瞳。 剣の腕前は超一流だが、口を開けば冷徹な命令ばかり。 そんな恐ろしい男に愛されることなど、フィリアは想像もしていなかった。
しかし、婚礼の夜。 誰もいない寝室で、アッシュの冷酷な仮面はあっけなく崩れ落ちる。
「……やっと、この時が来た」
彼がフィリアに向けたのは、世間が噂する冷たさではなく、飢えた獣のような熱と、十六年もの間、秘め続けた歪んだ偏愛だった。
「お前は知らなくていい。ただ、俺の愛を全身で受け止めてくれればいい」
口づけでは飽き足らず、彼はフィリアの肌を「隅々まで」舐め回し、徹底的な快楽で彼女を支配しようとする。その執着は異常なほど甘く、そして過剰で――。
「冷酷」の仮面の下に隠されていたのは、狂気にも似た一途な愛だった。
世間が恐れる騎士の、あまりに甘い“舐め回し愛”に、フィリアは抗うこともできず、とろけるほど溺れていく。これは、一途で不器用な騎士による、徹底的な溺愛の物語。
◆登場人物
フィリア・フォン・リヒト (22歳)
職業: 没落寸前の辺境伯領の若き当主代理。
外見: 茶色の髪、優しい緑の瞳。地味な衣服だが、芯のある美しさを持つ。
性格:領民思いで真面目。貧しい辺境を立て直すため、日々奮闘している。
ディートリヒを「王都の冷たい騎士様」と誤解しており、彼の厚意を「王命による監視」や「迷惑な義務」だと受け取っている。
鈍感なところがあり、ディートリヒの不器用な愛情表現に気づかない。
ディートリヒ・フォン・アウグスト (28歳)職業: 王都最強と謳われる**「冷酷騎士団」**の団長。外見: 黒髪、銀色の瞳。無表情で威圧感があり、常に鉄仮面を被っているような雰囲気。性格:表向き: 鉄壁の規律を重んじ、任務遂行に冷徹。周囲から恐れられている。本性: 非常に奥手で不器用。幼い頃からヒロインに恋焦がれており、彼女の前ではただの甘えん坊で独占欲の強い男性になってしまう。不器用さゆえに、溺愛を「冷酷」な方法(強○的な抱きしめ、無言の監視など)で表現しがち。ヒロインへの態度: 領地再建のための支援と称してヒロインの傍に居座る。冷たい言動とは裏腹に、ヒロインの生活の全てを管理し、愛情を注ごうとする。
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冷酷騎士様は舐めるのがお好き~徹底的に舐め回されてとろけるほど溺愛される~
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