ボイス・ASMR 【簡体中文版】えーくんの遺書
【夏×ループ×死体埋め】七年前の"あの日"。夏祭りに出かけて行方不明になった同級生の彼が遺体で見つかった。初恋を引きずったまま大人になった自分が過去へ戻り、彼がいなくなった日の夕方を繰り返すことになる夏の話。七年前のあの日。同級生のえーくんが夏祭りに出かけたまま行方不明になり、翌日、町から離れた裏山で遺体となって見つかった。彼の遺体は外傷がなく中身だけ抜き取られたかのように、内臓がない抜け殻の状態だった。死因は呼吸不全によるものであり、事件性は無いと結論付けられ、田舎町で起きた怪死事件は静かに終息した。そして今。2014年の夏。幼なじみの彼・在間(ざいま)と盆休みを使い、わたしは地元へ帰ってきていた。奇妙な懐かしい匂いに引き寄せられて訪れた神社で、古びた鈴緒を引いた瞬間。静かだった蝉たちが突然鳴き出した。隣にいたはずの在間が消え、さっきまではいなかった後ろ姿が目に入る。賽銭箱の前で「彼」がゆっくりと頭を下げ、参拝をしている。あの日の姿のまま。・この作品は「彼が死ぬ」体験を繰り返し、事件の謎を知っていくことをメインとしています。・流血などの死亡表現、倫理を逸脱した行為、暴力的な行為といっ...