マンガ 募る想い遍く日々に密やかに交じる
「ぼくと結婚しよう」――幼い頃に専属メイドのあまねと交わした約束を本気で信じ続ける主人・尊臣(たかおみ)。ある日、業務の後に部屋に来てほしいと尊臣に呼び出されたあまねは、信頼する主人への無防備さから、迂闊にもその誘いに応じてしまう。だが、突きつけられたスマートフォンに映し出されたのは、夜な夜な隠していた彼女のオナニーの姿だった…! その夜を境に、信頼と欲望が交錯する後ろめたくも甘い関係へと二人の絆は歪んでいき…?明治時代から続いている老舗商家・粟飯原財閥。その一人息子「粟飯原 尊臣(たかおみ)」(14歳) の世話役兼教育係として、新人メイドの「丹沢あまね」(18歳) は仕えていた。聡明で柔らかな物腰と芯の強さを持つ尊臣は、年下とは思えぬ魅力で周囲を惹きつける主人だった。ある日、暗い表情の尊臣を心配したあまねが声をかけると、尊臣は父から告げられた政略結婚の話を打ち明ける。「まだ14歳なのに将来のお嫁さんのことなんて…!」「しかも政略結婚なんて…ぼくは間違ってると思う…!!」旦那様――父から粟飯原家の跡継ぎの話を受け、悶々としている様子の尊臣。年相応の感性に驚きと愛おしさを感じていると、尊...