
“没落寸前の伯爵令嬢リリアは、冷徹と噂される公爵ユリウスと救済のための契約結婚を結ぶ。 けれど契約書を読み直しても、なぜか彼の溺愛と夜の囲い込みを拒む項目だけが見当たらない。”
伯爵令嬢リリア・エルフォードは、父の死後に残された借金と領地の危機に追い詰められていた。社交界では没落令嬢と陰口を叩かれ、遠縁の親族からは領地を売れと迫られる日々。そんな彼女の前に現れたのは、王都で「氷の契約公爵」と呼ばれるユリウス・レインハルトだった。
彼が差し出したのは、リリアの家と領地を救う代わりに、一年間だけ妻になるという契約書。リリアは家を守るために署名するが、結婚初日からユリウスは妙に距離が近い。部屋は同じ、食事も同じ、外出には護衛、社交界では夫婦として振る舞う。リリアが抗議しても、彼は涼しい顔で「契約の範囲内だ」と言い切る。
けれどその強引さは、リリアを縛るためだけのものではなかった。彼は彼女の領地を守り、陰口から庇い、誰にも頼れなかったリリアの孤独を見抜いていく。リリアは拒否権を探すたびに、ユリウスの不器用な優しさと本気の執着に触れ、形式だけの妻ではいられなくなっていく。
やがて契約結婚の裏に、リリアの家を狙う者たちの陰謀と、ユリウスが長く隠してきた想いが明らかになる。これは契約から始まったはずの結婚が、二人の意思で本物になっていく物語。
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<作品詳細>
作品形式:ノベル(PDF・JPG)
文字数:112,037字
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※被写体は全て成人しておりコスチュームプレイの衣装です。
私の拒否権が契約書のどこにも見当たりません
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