メンヘラ陽翔くんは私が居ないと生きていけない

メンタルがちょっとヘラっている男子が、あなた(告白を断るために以前彼氏が居ると嘘を吐いた)を寝取るために頑張るお話
【あらすじ】
あなたは社畜の女性。ブラック企業で精神を疲弊させながら日々を過ごしていたある日、
マンションに帰宅すると共用廊下でうずくまっている男性を見つける。
季節は冬、流石に放っておくことも出来ずに声をかけると、「気にしないでほしい」と追い払われる。
とはいえ、ここで本当に放っておいたら、次の日凍死体が出来上がっている可能性が高い。半ばお節介のように男性を室内に引き入れるあなた。
男性は桑名陽翔(くわな　はると)と言い、あなたの隣に越してきたばかりの男性だった。
冬の日から始まった二人の関係は、日々が進むにつれて少しずつ変容していく。
そんな折り、陽翔に迫られたあなたが「実は彼氏が居る」と嘘を吐いてから、陽翔は「浮気えっちしようよ、俺と彼氏のどっちが良いか教えて」と言い出して――。
【キャラクター設定】
私/あなた
社畜。残業十時間未満の会社に入ったら、残業申請が出来ないから残業十時間未満をうたっているだけのところだった。
頑張って日々を生き抜いている。わりとお節介焼きで、困っている人が居たら見過ごせない。
温かい家庭で育ち、親戚とも関係が良い。陽翔に告白されても付き合わないのは、「なんだか慣れてる感じが嫌」で、「付き合うなら自分のことを一番好きと思ってくれる相手と付き合いたい」から。
性的な経験は少なめなので陽翔のやることなすことに驚いたりドン引きしたりする。
陽翔からお姉さんと呼ばれている。実際は陽翔の方が年上。
桑名陽翔(くわな　はると)(貴方への呼び方:お姉さん/一人称:俺)
とんでもないイケメン。声も良い。作曲家の仕事をしている。
生育環境が激烈に悪い。そのため、人に頼ることなく生きてきた。そもそも、他者に頼るという選択肢が陽翔の中には無い。
鍵と財布を無くし、その上携帯の充電まで切れて家に入ることが出来なくなり詰んでいたところをあなたに助けて貰う。
あなたのことが好き。告白をしたら「彼氏がいる」と断られたので虎視眈々と寝取る機会を窺っている。
あなたの恋人になりたい。自分より先に出会っていただけの存在があなたを独占しているのが辛いし許せない。あなたが居ないと死んでしまう。