






三年我慢した男に、慈悲を期待するな――白い結婚の契約書は彼の最後の理性でした。契約から始まる両片思い執着溺愛のお話。
「三年我慢した男に、慈悲を期待するな」――白い結婚の契約書は、彼の最後の理性でした。
没落子爵家の令嬢セラフィーナは、借金のかたに商家へ売られる寸前、「氷の公爵」と呼ばれる宮廷筆頭魔術師ヴィクトールから契約結婚を持ちかけられる。
条件は異常なほど有利。借金は全額清算、大好きな写本の仕事も保証。そのうえ寝室は別――夫婦の務めは一切求めない、いわゆる「白い結婚」。
けれど旦那様には秘密があった。触れた人間を焼く魔力過剰の体質。それを鎮められるのは、体液と粘膜でしか受け渡せない「中和適性」を持つ、たった一人の女性だけ。
発作の夜、応急処置の口づけから、契約は静かに壊れ始める。
「あなたは道具として買われただけ」――夜会で嗤われ、白いままの誓約紋を晒され、屋敷を出る決意をした雷雨の夜。燃えながら「行け」と言う旦那様に、わたしは最後のわがままを言った……。
「最後に、わたしを使ってください」
「――違う。あなたはさっきから、勘違いをしている」
冷徹なはずの彼の箍が外れた夜、三年分の執着が溢れ出す……!!
■真面目な写本係の没落令嬢と、触れることを許されなかった氷の大魔法使い様の、契約から始まる両片思い執着溺愛のお話です。
■登場人物
セラフィーナ(22)
没落子爵家の令嬢。地味で真面目な元・王立魔術省写本係。古語魔法陣の写本の腕だけが自慢。自分が「触れても壊れない唯一の人」だとは知らない。
ヴィクトール・レーヴェンハルト(31)
公爵・宮廷筆頭魔術師。銀灰の髪に藍色の目、191cmの長身。感情のない「氷の公爵」と恐れられるが、その実態は――三年前に一度だけ触れてくれた少女を、名前も告げずに見守り続けた、重量級のこじらせ執着男。
■収録内容
・本編11章
・約31,600字(空白除き)/官能シーン3本
・PDF(A5縦書き・表紙付き・88ページ)+ TXT + 表紙画像 + readme
■注意事項
・登場人物は全員成人です。
・相手役の台詞・行為はすべて両者の合意に基づきます。
・表紙イラストの制作にAI画像生成を利用しています。
冷徹な大魔法使い様に唯一触れる妻がとろとろ溺愛開発♡される話
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