









祖母の家と土地の相続登記に一年半。そのあいだ書類の話しかしなかった二十歳上の司法書士は、受理が下りたその日に『もう依頼人じゃない』と言って、初めて線を越えてきた。
「もう依頼人じゃない」――受理印が押された、それだけのことで。一年半ずっと引かれていた線が、たった一言で消えた。
祖母を亡くした宇田川ちひろ(22)は、家と土地の相続登記を一人で引き受けることになった。手続きは一年半に及び、雑居ビルの二階にある宗方律(42)の事務所へ何度も通った。宗方は書類の話しかしない人だった。進路も私生活も聞かない。踏み込まない。ちひろの側はとうに諦めをつけたつもりでいた。二月のその日、ようやく受理が下りる。手続きが終わるということは、この人に会う理由が消えるということだった。書類を揃え終えた宗方がペンを置き、『もう依頼人じゃない』と言う。一年半、線を引いていたのは無関心だからではなかった。
(登場人物)
■宇田川 ちひろ(うだがわ ちひろ/視点人物)――22歳。大学四年。就職先は決まっている。祖母の相続手続きを一人で背負ってきた。一人称『私』。
■宗方 律(むなかた りつ/攻)――42歳。個人事務所の司法書士で、ちひろとは血縁も指導関係もない。依頼人との距離を厳格に保つことで知られる。独身。一年半、書類の話しかしなかった男。
(仕様)
現代・歳の差背徳TL/ヒロイン一人称/本文 約2.6万字(全12章)
挿絵なし・横書きPDF。
歳の差/背徳/執着攻め/クンニ/クリ責め/連続絶頂/潮吹き/溺愛
全82ページ・一年半、書類の上でだけ会ってきた二十歳上の男。
・受理が下りる=会う理由が消える。**終わることが逃げ場を奪う**という、この作品だけの期限。
・緑のシェードのランプ一つきりの事務所。隣の区画にはまだ人がいる。
・『もう依頼人じゃない』が、最後に反対の意味へ裏返る。・本作はR18(成人向け)作品です。18歳未満の方のご購入・閲覧はご遠慮ください。
・本作のサムネイルは、生成AIを使用して制作したものに
一部手作業の調整を加えています。
・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。
・登場する人物はすべて成人(18歳以上)であり、性行為はすべて成人同士の合意によるものです。本作はフィクションです。
祖母の家の相続登記を頼んだ事務所で、二十歳上の司法書士に『もう依頼人じゃない』と応接机の上で何度もイかされた話
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