誘惑の隣の旦那

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誘惑の隣の旦那
夫は梢を「お母さん」と呼び 、もう半年も触れてくれない 。セックスレスの不満と焦燥感を抱える35歳の主婦・梢 。そんな彼女の乾いた視界に映ったのは、隣に越してきた若く美しい旦那さんだった 。
ある休日、回覧板を届けに行った梢は、彼一人しかいない隣家へと招き入れられる 。そこで彼から持ち掛けられた、「相談」とは……?
「女性って、どういう風に誘われたいものですかね?」
抑えられない欲望と、夫への背徳感。一度火が付いてしまった梢の渇望は、もう誰にも止められない――。
総字数 約10,500字(読了時間 約21分)
〈本文より抜粋〉
というのも、梢は、若い頃よりも近頃の方が性欲が強くなっていて、体が男を求めているからだった。求めていても得られないことで、自然と自慰の回数が増えた。夫と子どもがいない平日の昼間に、スマホでエッチな動画を見つつ、オナニーする梢は、したときはしたときで気持ちはいいのだけれど、やはり、自分の指では満足できないのだった。その不満が澱のように溜まってきているのが現状である。

「じゃあ、早速……」 と言うと、彼は、梢の隣にやってきた。そうして、梢をじっと見つめた。見つめられた梢は、呆気に取られたが、次の瞬間、彼の手がするりと腰に回されて、その顔が近づいてくるのを見た。 ――え、なに、なに……? 梢は、驚いて、息を呑んだ。一体彼は何をする気なのだろうか。このままだとキスされてしまう。梢は、ぎゅっと目をつぶった。しかし、ちょっと待ったが、唇に感触は得ない。 「……と、こんな感じで無理やりキスするのは、どうでしょうか?」

リズミカルなピストン運動が、梢の体の奥を執拗に打ち続ける。そのたびに、ぐちゅっ、ぐちゅっ、という、聞いているだけで顔が熱くなるようないやらしい水音が、寝室の空気を満たした。夫との間では、決して聞くことのなかった音。そして、汗と共に立ち上る、濃厚な男の匂い。それらすべてが、梢の感覚を鋭敏に研ぎ澄ませていく。 (ああ……もう、だめ……) 快感の波が、寄せては返すように梢の全身を襲う。

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